地震後、初めて起きてからも覚えている夢を見ました。

ハシケンとAgitatoのRYOくんがチャリティライヴを企画してくれるという内容で、
去年の夏一緒になまはげ伝承館に行った北海道と千葉の友達も会場にいました。

うん、いい夢だった。



昨日の夜、寝る前に携帯電話のメールの整理をしたのね。
他愛ないやりとりからバースデーメールまで、平和な日常がそこにはありました。
仙台の知り合いはまだ連絡取れてない(取ってない)人がいるけど
わたしのアドレス帳はまだ誰ひとり欠けた人はいなく
またいつか、こんな平和なやりとりを取り戻すんだ！
と、ちょっと元気になってやる気が出てきました。



宮城県内の高速バスが何本か運行を再開し
今朝は仙台市内のバスも動き出したとニュースで見て
また元気をもらいました。


地震や原発には負けらんないよ！

合鴨農法のお米を作ってていつもお世話になっている岩出さんのハウスで収穫のお手伝い中。

今日は被災地を含め日本中の皆さんが心配で不安な１日を過ごされたことと思います。
わたしはずっと家の中にいたのですが、やはり落ち着けませんでした。

明日以降のことですが、明日は物資の買い出しをして
明後日、一旦仙台に戻ろうかと夫と話しています。
秋田もスーパーは品不足で、ガソリンスタンドも10リッター規制がかかってるので
どうなるかはまだわかりませんが。

自分達だけでは経済的にも出来る事に限りがあるので
スーパーの前で救援物資の募集活動でもしようかと考えています。
あめ玉１個でも、毛布１枚でも、ガソリン１リットルでも…
焼け石に水と言われるかもしれないけど
せめて知り合いの、ちょっとだけでも力になれれば…と思うのです。

秋田の実家では、
一時的な疎開先として
近くの施設に安く泊まれないか交渉してもいいという話も出ています。
ただ秋田はちょっと遠いので、個人的には
宮城で被害が少なかったところや山形辺りで
お寺や民宿等の協力してくれる施設と
あとボランティアでマイクロバスを出してくれるところがないかなぁと思っています。
何のツテもないので今のところただの思いつきですが。



仙台の知り合いにはメールを出すことをずっと我慢していたのですが
夕方にやっと職場に電話が繋がったのを機に
メアドを知ってる同僚のうち、ひとりだけメールを送ってみました。
しばらくして家族共に無事だという返信がきて、
本当にホッとしました。
彼女は明日から職場復帰するそうです。
３ヶ月半の短期のアルバイトで、
私がいなくちゃ仕事が回らない…なんてことは全然ないのですが
わたしでもいれば確実に１人分の力にはなります。
職場の仲間はもちろんみんな被災者です。
どれくらいのメンバーが無事に復帰しているかはわかりませんが
みんながんばっているかと思うと
早く戻らなくては！と焦りが募ります。


１７日には生協で会議の予定があります。
みんな大変な状況だと思うので
こ～ぷのメンバーともまだ誰とも連絡を取っていません。
うちより海沿いの人もいて、とても心配です。
電気もぼちぼち復旧してきたみたいなので
そろそろメールを送ってみようかと思います。
１７日、無事にみんなの元気な顔を見れますように…！



それから、このブログをご覧の皆さんへ。
もし宮城や仙台に知り合いがいる方がいて、安否確認がまだ取れないと心配されている方がいたら、
海沿いでなければ、
わたし達が無事だったようにその人も無事な可能性が高いと思うので
信じて待つようにと伝えてあげて下さい。
現地では家族の安否確認がとれなくて
携帯電話の電池とにらめっこしながら心をすり減らしている方が大勢いるのです。
キツい言い方になりますが、遠方から自己満足の為に安否確認をするのは
ありがた迷惑になる可能性があります。
というか、こういう話はもっともっと早くしとけば良かったですね。。。
わたし自身、中越やその他の地域で地震があった時には
心配ですぐに現地の知人にメールをしてしまっていましたし
今回も、気付けば約１時間毎に
家族とブログに自分の安否を知らせるメールを一斉送信していたので
偉そうなことは言えないのですが…(>_<)
ちょっと反省しています。


と、この記事を携帯電話からチクチク打つのに
約２時間もかけてしまいました(>_<)
健康の為にも、節電の為にも早く寝なくっちゃ！
おやすみなさいm(__)m

ピースボートでは今回の災害の緊急支援の為、まずは調査隊を派遣することにしたそうです。
(興味ある方はググってみて下さい。)

日本中、いえ世界の多くの方が、心配をし、祈り、
自分に何が出来るだろうと考えています。
もちろんわたしもその一人です。

ちょろっと入ってきた情報では現地ではやはり物資不足で大変なようです。

自分ではいかんともしがたく救援を待つしか出来ない人も多くいると思います。

そばにいて「大丈夫、がんばって！」と声をかけられる事で救われる方もいると思います。

でも不用意にボランティアといって現地に行って
自分も被災者となっては意味がありません。

食べ物、飲み物、寝る場所、防寒具、トイレ、PCや携帯電話の電源などなど
自分で確保出来ないようなら行っても迷惑だろうと
今回一瞬でも被災者側になって実感しました。


それから、今回
東京の方でも電車が止まったり、各地でも地震がおきました。
最初は情報も少なく、被害は宮城県だけだと思っていたのですが
時間が経つにつれ、家族や友人は大丈夫だろうかと多少心配になりました。。。

いつまたどこで大きな災害がくるとも限りません。
ですから、身近な人に心配をかけさせないようにすること、
元気でいること、
災害に対する準備を出来るだけしておくことが
今、あなたと私達に出来る事のひとつだと私は思います。
(ただ、買い占めで各地品不足らしいですが(^^;)

今ぬくぬくの布団の中です。
明るく暖かい部屋で、家族揃って暖かいご飯を食べられることの
なんとありがたいことか。

避難所にいる方は今日も冷たい床の上で横になっているのでしょう。。。

秋田へ避難すると決めた時
正直、後ろ髪ひかれる思いがありました。
２、３日分の水と食料は持っていたし
携帯電話は車で充電出来るので
インターネットを使って安否確認の協力をするとか
近くの人をちょっとでも元気づけたりとか出来たかもしれません。

でも、私達が場所を空けることで
他の人が横になるスペースがちょっとでも出来て
配給の食べ物も、微々たる分かもしれないけど
誰かの分前が増えたかもしれない…
と思い直しました。
一緒に消耗するのではなく
私達が今元気を蓄えることで出来る何かがあるかもしれない。


今回、沢山の方から心配りをいただきました。
本当にありがとうございました。

家族や大切な人の安否がわからなくて
寿命を減らすように心配してらっしゃる方が
まだまだ沢山いることと思います。

今元気な皆さんはどうぞこれからも元気でいて下さい。
それがきっと誰かの元気につながっていくと思います。

明日仙台に戻るかはまだわかりませんが
明日もきっと元気でいたいと思います。

とりあえず寝ます。おやすみなさいm(__)m