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ボランティア装備・心得:後でリンクを貼っておきます。
http://rsy-nagoya.com/rsy/common/pdf/suigai-manual.pdf
依頼内容:瓦礫撤去、泥掻き。
状況:一階部分冠水、大きい家具・畳は撤去済み。全壊地区(家は残ってても全壊扱いにする区域内)。ライフライン未復旧。
石巻市災害ボランティアセンターから借りた物:土嚢袋2~300枚、剣スコップ2本、角スコップ6本、バケツ4個
車に積めるなら猫車も持って行った方がいいと言われたが積めなかった。
デッキブラシは多分使うような状況ではないと言われたので持っていかなかった。
石巻市災害ボランティアセンターからもらった物:ポケットウェット除菌ティッシュ5個(企業からの支援品か?食事前には必ず使う用指示)、持って来なかった人用に厚手のゴム手袋2つ
実際の作業:1.物置・庭に散乱した荷物と泥を目の前の公園(瓦礫収集所)に運ぶ。(男子8人)2.焼き物(食器類)を新聞紙で包んでダンボール箱に詰める。台所用品の撤去。(女子2人)
メモ:
・泥が渇いて埃っぽい。マスク・ゴーグル必須。
・濡れている泥(ヘドロ)は聞いてはいたが臭い。
(特に台所は引き出し等に水が溜まっていて、依頼人の前では言えなかったけどかなり匂いました。)
・土地勘がなく、道も少し渋滞してたので現場到着に時間がかかってしまった。
・依頼人の前ではやはり写真を撮る気持ちにはなれない。
持参した方がいいと思ったもの:
・タンク(又はペットボトル)に入った水。(洗い物や、車に乗る前に長靴等についた泥を流すのに使える)
・携帯トイレ(男子は外の排水溝とかに出来ても女子はね(^_^;トイレのある所まで移動するのも時間がもったいないので)
・ハンドクリーム(休憩で何か食べ物をつまもうとする度に除菌ティッシュを使ってたら手がガサガサになったので)
・手袋や袖を押さえるゴムバンド(髪ゴムでも。)
・消毒液、絆創膏(忘れてた(^_^;)
・携帯ラジオ(依頼人のOKがもらえれば。BGMにもなるし余震がきたとき情報源になる。)
感想:
私達が災害後初のボランティアだったらしく「きてくれてありがたいです」と感謝されましたが、
本当にお互い様ですとしか言い様がないです。
むしろ家具の撤去や駐車場の泥掻き等、よくここまで自分達だけでがんばりましたねと。。。
まぁ、やるしかなかったのでしょうが・・・。
精神的にも肉体的にも途方にくれる、本当に疲れる作業です。
自分の家を片付けた時も思ったけど、私達は溢れる程の物に囲まれて生活してるなぁって事を実感します。
大切な物はもちろん、
泥だらけになってもう処分するしかなくなってしまった物から
明らかにこれは地震の前から役に立たないけどとりあえず閉まっておいたんだな、というような物まで
ひとつひとつ全てに依頼者の生活や思いや歴史が刻まれていました。
息子さんはガッツンガッツン捨ててましたけど。。。
息子さんが捨てた物をお母さんが慌てて取りに戻ったりなんてシーンもあったようです。
明日も出来れば同じ人に来てほしい
出来なければ女性を4名に増やして欲しいと言われましたが
その気持ちわかる!と思いました。
物に対する感覚って同性にしかわからないものがあるような気がしました。
ところで、わたしは自己満足だろうが偽善だろうが
人の力が必要なのは事実だし、役に立ってるんなら何でもいいと思っていますが
私達以外の4名の中にひとり「小便はその辺の家にやっちゃっても誰も気にしないでしょ」と言っていた人がいて
本当はあまり説教とかしたくなかったんだけど「柱一本しか残ってなくても、これは俺の家の証だとその土地を離れない人だっているんだよ」とつい語ってしまいました。
津波に家を流されてしまった人だってそれまで普通に生活してこれからもどこかで生きていく
特別じゃない私達と同じ人間だ、、、と思いました。
うまく言い表せないけれど。
http://rsy-nagoya.com/rsy/common/pdf/suigai-manual.pdf
依頼内容:瓦礫撤去、泥掻き。
状況:一階部分冠水、大きい家具・畳は撤去済み。全壊地区(家は残ってても全壊扱いにする区域内)。ライフライン未復旧。
石巻市災害ボランティアセンターから借りた物:土嚢袋2~300枚、剣スコップ2本、角スコップ6本、バケツ4個
車に積めるなら猫車も持って行った方がいいと言われたが積めなかった。
デッキブラシは多分使うような状況ではないと言われたので持っていかなかった。
石巻市災害ボランティアセンターからもらった物:ポケットウェット除菌ティッシュ5個(企業からの支援品か?食事前には必ず使う用指示)、持って来なかった人用に厚手のゴム手袋2つ
実際の作業:1.物置・庭に散乱した荷物と泥を目の前の公園(瓦礫収集所)に運ぶ。(男子8人)2.焼き物(食器類)を新聞紙で包んでダンボール箱に詰める。台所用品の撤去。(女子2人)
メモ:
・泥が渇いて埃っぽい。マスク・ゴーグル必須。
・濡れている泥(ヘドロ)は聞いてはいたが臭い。
(特に台所は引き出し等に水が溜まっていて、依頼人の前では言えなかったけどかなり匂いました。)
・土地勘がなく、道も少し渋滞してたので現場到着に時間がかかってしまった。
・依頼人の前ではやはり写真を撮る気持ちにはなれない。
持参した方がいいと思ったもの:
・タンク(又はペットボトル)に入った水。(洗い物や、車に乗る前に長靴等についた泥を流すのに使える)
・携帯トイレ(男子は外の排水溝とかに出来ても女子はね(^_^;トイレのある所まで移動するのも時間がもったいないので)
・ハンドクリーム(休憩で何か食べ物をつまもうとする度に除菌ティッシュを使ってたら手がガサガサになったので)
・手袋や袖を押さえるゴムバンド(髪ゴムでも。)
・消毒液、絆創膏(忘れてた(^_^;)
・携帯ラジオ(依頼人のOKがもらえれば。BGMにもなるし余震がきたとき情報源になる。)
感想:
私達が災害後初のボランティアだったらしく「きてくれてありがたいです」と感謝されましたが、
本当にお互い様ですとしか言い様がないです。
むしろ家具の撤去や駐車場の泥掻き等、よくここまで自分達だけでがんばりましたねと。。。
まぁ、やるしかなかったのでしょうが・・・。
精神的にも肉体的にも途方にくれる、本当に疲れる作業です。
自分の家を片付けた時も思ったけど、私達は溢れる程の物に囲まれて生活してるなぁって事を実感します。
大切な物はもちろん、
泥だらけになってもう処分するしかなくなってしまった物から
明らかにこれは地震の前から役に立たないけどとりあえず閉まっておいたんだな、というような物まで
ひとつひとつ全てに依頼者の生活や思いや歴史が刻まれていました。
息子さんはガッツンガッツン捨ててましたけど。。。
息子さんが捨てた物をお母さんが慌てて取りに戻ったりなんてシーンもあったようです。
明日も出来れば同じ人に来てほしい
出来なければ女性を4名に増やして欲しいと言われましたが
その気持ちわかる!と思いました。
物に対する感覚って同性にしかわからないものがあるような気がしました。
ところで、わたしは自己満足だろうが偽善だろうが
人の力が必要なのは事実だし、役に立ってるんなら何でもいいと思っていますが
私達以外の4名の中にひとり「小便はその辺の家にやっちゃっても誰も気にしないでしょ」と言っていた人がいて
本当はあまり説教とかしたくなかったんだけど「柱一本しか残ってなくても、これは俺の家の証だとその土地を離れない人だっているんだよ」とつい語ってしまいました。
津波に家を流されてしまった人だってそれまで普通に生活してこれからもどこかで生きていく
特別じゃない私達と同じ人間だ、、、と思いました。
うまく言い表せないけれど。
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